雑誌メディアのウェブ進出
今年は、各出版社がようやく本気になってきた模様。
特に女性誌業界が騒がしい...。
雑誌広告予算が今後も減り続けるのは、もうずっと前から周知の事実で、
雑誌の販売部数も同様の状況。
今年はみんなウェブ媒体に進出してきます。(今度こそ本当にホンキのはず)
でも、大手出版社の現状としては、なかなか舵が切り辛いのですよね。やってはいけない方法で進出して失敗をするケースも散見されます。(今回はだいたいみなさん失敗を経験して2ラウンド目ですよね。多分。でも、今回もまたやっちゃった~っていうのがいくつか...)
出版のビジネスの概念をそのままウェブになんてとんでもありません。
同じようなものに見えて、作り方も、お金のかけ方も、読者の獲得方法も全然まったく違うんです。
私がインフォバーンを立ち上げたのは、1998年。
志は、出版(特に雑誌メディア)をインターネット上で事業化したいというものでした。
試行錯誤すること10年。
思い出すのも怖いようなさまざまな失敗を経て、なんだかようやくどうすれば成功するかが見えてきた気がします。
(この業界で10年は長い。シーラカンス状態、出版業界で10年は若造ですが。)
なぜ、みんなが失敗するかよ~~く理解できます。
いっぱい理由はあるんです。でも一番はこれ。
だって、やっぱりコンテンツをタダで配るなんて!そんなバカな。
どうやってご飯食べていくの?私達。
っていうコンテンツを愛するマインドを捨てるのは、至難の業なんですもの。
そこが出版業界のウェブ進出の最大のネックです。(断言)
それを払拭するには何年もかかるのです。いくら頭ではわかっていてもですね。
これは、日本だけの話ではありません。
アメリカの出版人たちも相当苦しんだとみます。
みんな思いは同じです。世界中のベテラン編集者が
コンテンツがタダなんて誰が決めたんだ~~って。
思ってると思う。
もう10年以上も出版不況は続いているのです。
いろいろな理由があると思いますが、これは誰にも止められません。
素晴らしいコンテンツをつくる人たちがたくさんいる出版業界。
テキストと写真と紙を愛する、尊敬する編集者の方々。
私自身、ウェブメディアの立ち上げのコンサルティングをさせていただいたりしていますが、コンテンツを愛し、本当にいいモノを作る人たちと一緒に素晴らしいメディアを作れる喜びはひとしおです。
そして、実際に出版から派生したさまざまなビジネスが成功をしています。世界的にみても。
雑誌メディアのウェブ進出セカンドジェネレーション。
この大転換期。成功する進出と失敗する進出。大きく差が開くと思います。
はらはらしつつも目が離せません。
これまでの(失敗含む)経験を活かし、お手伝いできたらなと思ってます。
それが長年お世話になってきた出版業界への恩返しのような気がして。
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